天使のらせん階段~ウサギのうた~
 
そうか、ウサギは寂しいと死んでしまうんだ。だから、いつだって。。。
 


お茶の間日誌第二回「突然の法事。夏の兆しと黎明の訪問者」その二

あの、今日はどうしてここに?
「え、どうしてって?聞いてないの・・・?」
はぁ・・・、あの何にも・・・・
後ろからやってきた母が、私に言う。
「あんたねぇ、昨日じいちゃんが言ってたでしょ?聞いてなかったの??」
はぁ……すみません。私は家族との間に厚い壁を感じました。
「今日はね、法事なの。法事・・・Do You Know?」
間違っているくさい英語の発音を聞かされてとてつもなく不機嫌になりましたので、侮蔑の視線を向けてあげます。
今日もまた、この母という存在にとっても愉快な殺意を覚えます♪
さて、そんなこんなで法事に赴く私。
周りのみんなは黒服なのに、私一人が全身真っ白の服装。
異様に、浮いています。

ぁぅ、、、帰りたい・・・・
むしろ法事は平日にしてくれ!とか願っています。
ちなみに学費なんてものを出しているのは親なので、
休んでも単位の関係以外、ほぼ問題ないと思っています。
こういう人がまわりとの調和を乱すわけでして、
それが自分だと気づいたのでまたブルーな気分になりました。

「おはようございます。お早いところをご苦労様です。」
寺の娘(※)が、私たちに暖かい視線とともに、話しかけた。
ぃぇ、こちらこそ、よく起きてられるね?いま、八時前だよ。休日の。
「準備をしますので、こちらでおまちください」
と案内をされました。

待合室で待たされている時間、私はお茶を一杯の飲みました
「あんた、お茶飲まないんじゃないの?」
クソアマ(←憤怒を込めて)が口を開きます。
閉じろ、今すぐ、そして謝れ。世界に、ガイアに、この☆のすべての生き物に、二酸化炭素を出して吸いませんと!!
「おまえの入れるお茶がくそ不味いだけですよ♪」
さわやかな表情で、たまった毒をはき出します。
「ぁっそ」
くそ、少しは食らえと。

「……なんか、知らない間にもさらに毒を吐くようになったね」
なるみねぇが私たちの掛け合いを見て、ぼそっ。言葉を続けて
「うちの『ひー※』といい勝負できそうだょ……」
達観したかのような表情。あらあら。

「やぁ、またせましたな。」
住職の声。私は視線を向ける。
それでは早速はじめます。。。

「ありがとうございました」
………っは!催眠術にかかっていた。
恐るべし『木魚のリズム』と『お経物語歌集』!
なんか途中で妙なモノを指で一つつかみしてふっかけたけど、
あれはなんだったのでしょうか・・・??
いかなる意味が??まあ、真言宗だし、深い意味はないかな??(信仰熱心な信心深い真言宗の方、すみません。

「ぁー、どうですか最近は??」
住職が厳かな声で、語りかける。世間話なのに厳かなこの声は正直どうかと思う。
「いえ、かわりなく。ただ腰がすげぇ痛ぇんですよ」
江戸っ子のように声を張り上げる祖父。
カレは、年寄りなのに、元気がありあまっているので、
声もヴァカでかいのです。

~~ぺーちゃーくーちゃー~~

世間話をとてつもなく眠い意識の中、聞きます。
どーでもぃぃから、早くしてくれ・・・・
突然、住職がこんなことを言い始めた。
「遺伝子治療とかどーなんですかねぇ?」
はぃ?耳がおかしかったのかな??なんでこのおじいちゃんから
遺伝子治療なんて言葉が出るのでしょうか。夢ですか?夢ですか?
具体的に、値を抜いてリンパ球(ドイツ語な発音に聞こえたが)を増やす~とか方法を話しています。

大正生まれで住職なカレ、ガンをすでに大量にわずらっているらしいです。
信仰の力じゃ、寿命や病気ってやっぱりどうしようもないんですね。
でもどうなんでしょう、宗教的にも問題なのでは?信心深い人なら自分のお祈りパワー(うさんくさぃ)で何とかしてください!!

まぁ、そんなこんなで突然の法事。
いきなり起こさせられて、ちょっとムカッときましたがコンプリートです。
いいネタにはできたでしょうか?


それにしても・・・・・・あー、キャラ立たせがめんどかったーー

※寺の娘
『この娘』の娘…住職の孫が、私の中学時代の同級生であるからして、
彼女はもういい年だろう。
また、お布施により耐震補強もばっちりな、
かなりデカぃ寺ですので、相当金持ちのハズだ。
実にうらやましい限りである。

※ひー。
私はひーちゃんと呼び、彼女は○(本名の一文字)ちゃんと呼び合っている。
一つ年上の従姉。なるみねぇは、私の父の妹だが、
子供を産んだのは早かったのです。
彼女とは幼馴染イベント(こう書くと、とてつもなくアレな人ですね、私)、一通りすごしています。
で、彼女は普通に美人さん(むしろ可愛い系かな?)で、運動神経もぃぃ。
頭もそこそこ、と。まさに天により二物を与えられています。
そんな私の自慢の従姉。
子供のころの記憶。すごく優しかったです、夜中、ベッドの中とか。(こう言うと、とってもエロぃね。うん。でもごく健全ですぉ。ベッドがたりなくて二人で一緒に寝てたってだけで。んで、ちょっともまえら、近づきすぎなんじゃないかとか、兄に言われたりして←羨ましがる人いるだろぅなー、コレら一連の『イベント』←すばらしい思い出を『イベント』と脳内処理する私の脳はもう駄目なようです)
そして毒舌。ぃぃツンデレっぷりだぜキョウダイ!(いや従姉だけど)



5月28日(日)10:10 | トラックバック(0) | コメント(1) | Teatime | 管理

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コメント

追記文章『カルマ』

金持ちな「住職の孫娘」も、二物をあたえられもうた『ひーちゃん』も、カルマ・・・ここでは前世の行いの意味・・・がよかたんでしょうかね

 by ロロ | Mail | 5月28日(日)10:13


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