『未明の空、古い唄を口ずさむ』~大蛇足と追記 |
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| 大蛇足『つけようかつけまいか迷っている文章』
一歩一歩、しずかに歩き出す。 『人形の屍骸』の山の一角にさしかかり、 手でそっと一つの頭蓋骨を抜き出した。 ずさっと、上から崩れてくるたくさんの骨を危うくよけて。 私は、でこぼことした彼の頭蓋骨に、キスをした。
☆追記 プロローグの見解には二つあるのです。エピローグと直接つなぐか、本当にプロローグであるか、というもの。
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6月17日(土)12:47 | トラックバック(0) | コメント(0) | Novel | 管理
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『未明の空、古い唄を口ずさむ』~本編後編からエクソドスまで |
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| 扉を開こうとする、幾重ねにも連なるその鍵を私たちは力ずくで破壊する。すこしもへこまない。 銃を持ってきた仲間が撃つ。扉にヒビが入った。 力任せに私たちはそばにある石や、木や、たくさんの重く堅いものをぶち当てていく。 何度も何度もくらわせると、扉の向こう___本当の外の世界___をさらけ出された。 「外へ、出るよ!」 かけ声。歓声とともに、外へと出て行く。
はじめてみた『本当の空』は、黒だった。 一面の黒に、細かく晃る小さな小さな宝石がちりばめられていた。 美しかった。 この外の世界には、空以外に綺麗なものはないけれど、 それでも世界は美しかった。この空が、この世界の天井にあるかぎり。
エクソドス『誰がために星に祈る』
空を見上げて星々に祈る。 歌いおえた私は、その『墓』に背を向けて歩き出した。 山の様に積まれたその『墓』は、『人形』の残りかすが積まれたものだった。 心臓を抜かれ、筋肉を抜かれ、血を抜かれ、目を抜かれ、 どうしようもなくスカスカになった屍骸を見るたびに、辛く苦しい思いが胸を巡る。
あのとき彼は、薄暗い『電球の世界』から、青に『塗られた空』へと出て、 それを空だと思いこんで死んでいった。 こんなにも美しい空を見上げることができなかった彼は、 『本当の空』を求めて今も彷徨っているのだろうか。
だけど、あの日の約束。 ぼくたち、いえ、私は必ず見つけるよ。 私たちが安心して住める、そんな場所を。 空を見上げるたびに、口ずさむ歌がある。 私は歌い続ける。それを鎮魂曲のように、追想曲のように、いつまでも彷徨い続けているだろう彼をおもって。
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6月17日(土)12:45 | トラックバック(0) | コメント(0) | Novel | 管理
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『未明の空、古い唄を口ずさむ』~本編前半 |
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| 本編 『脱出_Tears_』
空を見上げる。あるのはただ、真っ白な天井。 僕たち『人形』は世界をあまりにもしらなかった。 だから、口伝えで聞いたことがあるだけの『空』と言うものに憧憬の念を抱く。
『未来』それが仲間の中での、僕の呼び名だ。 閉ざされた世界の中で、最初に世界の事を言い出したから。 『希望』の意味を込めてつけられた。 なんで、未来が希望なのかは知らない。古い伝承だか、伝説だかによるらしい。 でも、そんなことは重要ではない。 今、『僕たち』に重要なのはこの世界から抜け出すこと。 僕は知ってしまったからだ。世界は僕たちにとって『牙むく者』であることを。
___脱出。それが僕たちに遺された手段だった。
ドォォォォ とにかくすさまじく大きな、爆発音。 即座にハツカネズミたちは走り出す。 「急いで、時間はないよ。」 頭痛を誘うような、警報ブザー。 遠く、スプリンクラーの作動音。 そして僕たちを襲う『兵隊』の行進。
めまぐるしく視界が動く、開ける、暗闇へと暗転。 走り続けている中、先頭にいた誰かが空を見つけた。 「空だ!」 歓声が響く。僕たちはついに、『外』への夢を果たした!
ドキュ 今まで聞いたことがあっただろうか、奇妙な音。 反響(こだま)する、低い音。___銃声
さっき叫んでいた先頭の男が倒れた。 赤い色___血___が広がる。 誰もがしんとなる。 心を無くした『人形』の姿に
閑まった世界で、いち早く動き出したのは僕だった。 「ちょっと、大丈夫!?」 彼にかけよる。 麻の服に広がった血を見て、僕は背筋に鈍い物が響いた。
目から、熱い熱いしずくが流れ出た。 「ぇっくえっく」と嗚咽が出る。 自らが犯した事に罪悪感を覚えながら、純粋な人形である、名前も知らない彼を抱く。 「あったかい、あったかいよ。きみのぬくもりが伝わってくる。」 荒い息をしながら、痛みに顔を歪ませながら、問いかける。 「ねぇ、どうして僕らは生まれたんだろうね、生まれなければならなかったんだろうね。 どうして生きることを望むのはいけないんだろうね?」 冷たい、冷たい。。。急速に躰が冷えていく。 嗚咽が止まらない僕に、人形である彼は慰めるかのように、自重するかのように 「ああ、もう僕はだめなんだろうね。」
そういって彼は、ほほえんだ。綺麗な微笑み。 感情無き人形ゆえの、アルカイックスマイル。
青白い顔の紫に変色していく唇が動き、、 歌うように口ずさみだす。 ~きっと、ぼくたちは木曜日に生まれたんだ。だから僕らはいつまでも不幸な人形でいなければならなくて そんな世界に嫌気がさせば 僕らの一人が立ち上がり それから僕らはいつまでも 世界を旅して回りつづける~ 自らに捧げるレクイエムのように、仲間たちの間で作られた歌を歌う。 初めて見るだろう『空』を見上げて吐息と共に小さく呟く 「木曜日に生まれた子どもたちは、やっぱりいつまでも旅を続けるのかなぁ いつまでも居場所を探し続けないといけないのかなぁ」 そんなこと、、、ない。絶対、、、ない! 「いけない!未来、後ろを見るんだ!」
その言葉に振り向く! 後ろからの狙撃。いつのまにか狙撃兵たちが次の充填を終えたのだろう。 とっさにバックステップをして、銃弾をかわす。 続く銃撃、しかし前の銃撃に体勢を崩した僕は、 _____よけきれない!?
瞬間、前に、壁ができた。 肉の壁だ。驚くほど真っ赤な血が、驚くほどたくさん吹き出てくる。 あとからあとから吹き出す血が、僕の顔を同じ色に染めていく。 「ぃ・・・ぃゃ・・・ぃゃだ」信じられないといった表情からさらに顔を崩して、絶叫。 「ぃゃだ!!」 爆音、というのだろうか。 常人を遥かに超えたヴォイスが周囲の空間を震動させる。
その声に、私たちの仲間たちも我を取り戻す。 暗示がとけたかのように、もういちど一斉に駆け出した。
血と涙が混じり合う中。私は自分の心に冷酷な判断をさせて、仲間と共に走り出した。
虚ろな瞳の彼は、誰とも無く呟き続けていた。 「そうだね。わかってる。そんなことあっちゃいけないよね。だからおねがいだ、たのむよ。 未来、きみはぼくたちの....」 「それにしても、あはは。おもったよりも『空』って、たいしたことないんだな、感動も何もないや」 私には、そんなふうに聞こえた気がした。
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6月17日(土)12:43 | トラックバック(0) | コメント(0) | Novel | 管理
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『未明の空、古い唄を口ずさむ』~プロロゴス |
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| プロロゴス 『空を見上げて口ずさむ歌』
空を見上げるシルエット。いつまでも、星の下で祈り続けている。 閑かな世界のなか、奏でるようにで口ずさむ声があった。 『木曜日に生まれた子ども』 これは、そういう歌だ。
そう、彼ら『人形』が生まれたのは、すべて木曜日。
空を見上げる、ずっとずっと......長い間、口ずさみ続ける歌がある。 彼のために、そして生き残れなかったすべての彼らのために。 だから、『人形たち』はいつだって....
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6月17日(土)12:40 | トラックバック(0) | コメント(0) | Novel | 管理
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『未明の空、古い唄を口ずさむ』設定ほか |
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| ☆いかされなかった初期設定
『人形』と呼ばれる人がいる世界 夜の街にひしめく 残酷な童話のような世界。 僕たちは空を見上げながら、そのがれきの山に詰まれた屍体の上にいた。 三人は星々を眺めながら、「木曜日に生まれた子ども」を口ずさんでいる。 奇妙な容器という閉ざされた世界から生まれてきた彼らは、 人の臓器となるべくして生まれてきた。
☆その中でも使われなかった設定というか忘れられた。 心の遺伝子の発見により、人間の『心』を抜かれた人々が作り出されるようになった。 繊細な心を持つ人間は優越感を覚えている。しかし、そのように蹴落としているような『それ』は果たして本当の『心』なのだろうか?
☆ テーマ 『「当たり前」の発見』 そしてその過程における、『自我の発生』。 つまりは、今まで知り得なかった当たり前のことを認識することで、 自分たちの中の自分を次々に見つけていくということ。
☆後書き
スピード感がある文章をかきたかったから、 そのままスピードにのって書いてみた。 が、推敲してないから、すごい駄文。
書き出しの『空をみあげ~』をそろえてみたが、効果は薄いな。 まず短いから。 暗示性も期待できない、、、 って『空をみあげる』という行動の意味を知っているのは私だけだから何ともいえないな。
未来という名前は、かなり昔から多様している。 ロロはとても気に入っているから。 未来という人物の『自閉』を希望が閉ざされた状態として重ねる、 その人物の成長と共に、希望が開いていく、、、うんいいね。 そのものに意味を持たせた名前という意味では、私の中では多分かなり古い方と思う。
テーマの方は、とりあえず主人公である未来や周りの脱走者が 仲間の死とともに自分の認識をし、 罪悪感とか、高度な感情にめざめる。 それとともに、感動することを覚えていく様子に描いた。 そして、それと重なるように、一人称をかえていくことで、 自らの中の性の発生を描いてみた。 というか古典的すぎるかww
はじめさんに大蛇足はつけなくていいんじゃね?って言われた。 というかやう゛ぁいらしい。 ちょっと変態ちっくかな~なはなは。 とりあえずコメントよろwwwwwwwww
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6月17日(土)12:33 | トラックバック(0) | コメント(0) | Novel | 管理
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一本、小説書き終わり |
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| 砂糖の方が終わらない中、昨日プロットを思いついた小説があったから、そのまま小説にしてみた。 とはいえ推敲してないから雑だがな。 とりあえず、キャラの名前は『未来』。 自分が好んで使う名前だが、ちょうどそのときMSNでも使ってたからな。 というか、私が使う理由はあれです。 『未来』が自閉している=希望が閉ざされた状態 というのを表現したいからなんだな。 そんなわけであとで公開&後悔します。 スペシャルサンクス はじめさん
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6月17日(土)12:00 | トラックバック(0) | コメント(1) | Novel | 管理
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サブタイトル変更の旨と短編連作小説企画『MimeMime』の説明 |
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| 『幸福ヲ因数分解セヨ』 のシナリオは、とりあえずプロット段階が完成したので、 一年ほどあっためます(空中分解ではない)。 というか、コールドスリープに入ったということです。
で、とりあえず次の長編作品のコンセプトというか、 主題の裏に隠されているもの、として『シータのミカタ』を提示。
その作品は、一部の人にはすでに言っているかもしれないけど、 短編連作のかたちをとった『Mime Mime』です。
世界観など、内容としては_____________
歴史が2000年という時代に入った頃、 あるウイルスの『噂』が世界に出回っていました。 それは寄生生物の一種。 人の脳に入り込み、脳を内側から攻撃するというのです。
感染者である『キャリア』たちは 見た目が普通の人と、変わりありません。 だけど彼らの心は確実に『乗っ取られ』ています。 蝕まれています。
まず彼らはとても優秀になります。 とても脳が最適化され、 ニューロンの信号伝達速度が飛躍的にのび それは時に病的なものを思わせます。
それと同時に、彼らの心は崩れていきます。 些細なこと、ほんのちいさなことで、 彼らのこころはずたずたに引き裂かれます。
優秀になってしまうから、彼らの心はさらに傷つきやすくなる。 傷つきやすくなるから人と関わろうとしない。 人と関わろうとしないから、また傷つきやすくなる。
彼らはとても弱くて、とても優しくて、とても壊れやすい 触るだけでも崩れてしまうような危うさをもった、そんな人たち。
こういう話___________________ 脳内麻薬の分泌促進による『脳最適化』『感情失禁』『幻覚的症状』、『Mime Virus』。。。 Mimeが構成する環の中で、 すべての人々はさながらフォークダンスのように踊り続ける。 そんな中、一人の少年がミーム感染者の少女と出会う。
補足_____________________ なお、『脳最適化』が示すのは、知能レヴェルというよりは、 『感情』『感受性』レベルでとても敏感になる、、、 つまりは常時センチメンタルな状態になるわけです。 だから、彼らはいつも疲弊している。 それでも、ミームは疲弊した感染者を奮い立たせる。 さらに、敏感で、感情的にさせる。現代人の、眠った脳を、叩き起こす。 人に何かを伝えるかのように。
実は、心を司る遺伝子というのはすでに存在が確認しています。 この遺伝子や特定の因子、成分をもった人間は『ヒステリック』だったり、 一定の遺伝子をもった人間は、何か一定のものに対して『のめりこみやすい』など。 そんな、心さえも親から子へと接がれる『遺伝子学』の本を読んで、 この小説を思いつきました。 でも、まだプロット段階。しかも全然未完成。 来年の今頃でも出来ていないかもしれない。。。。
だってこのままだと読者に優しくない完全な『自己満足小説』になりそうだもん。。。 酷いと、、、オナNY小説って言われちゃう。。。 もっと、人が読みたがるような要素をつぎ込まないとだめだろうな。。。とため息。。。
伝えるものの方向性が、変わるかも知れないけど ハートフルなラブコメに変えてしまうか(爆 ぃゃマヂめに。。。。。。
なお、『ノストラダムス』な年代を小説内に書いてみようと思ったのには、 ちゃんと理由があるのですよww 世界観決め、というか雰囲気・コンセプトを決める段階から、 この年周辺を出すって決めてたのさ で、舞台となる年代は、少しずつ、それでも着実に広まり始めた『現代』ね。
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6月7日(水)22:22 | トラックバック(0) | コメント(0) | Novel | 管理
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みんなでつくろう自作小説な企画『三角砂糖な参画小説』 |
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| 三角砂糖とは①『キーワード指定で小説を依頼』。 ②テーマを観て『書いてみよう、と思った不特定の人』ががんがって書く。 というもの。 基本は一次創作だ、まぁ別に二次でも三次でもかまぃませぬが。
いわゆるアンソロジーノベルのことだね。 コンセプトは、初心者向け。テーマにそった物を書けるようにするって言う練習題材だね。 基本的には、同時に三つのテーマを発表ってことで。
で、テーマを出し合って、決めたら、物書きさんががんがるんだ。 短編でもょし、長編でもょし。(ま、基本的に多いのは短編だが で、今回のロロからのお題テーマはこれだ。
キーワード
『手紙』
『留守番』
『双子と辞書』
三つ(単数でも可能)をテーマに、誰か小説作ってくださぃ。
ジャンルも任せるし、短編でも長編でもぃぃぉー。 『手紙』の内容とか、『辞書』がどういう辞書なのかとか、設定は各人にまかせるぉ。
ま、俺はめんどうわなにするやめ(ry
うん。特に広告裏のDD4さんょ。(具体的な名前だすのはゃめるべきかw?) みてるよねw まとまらなくて困っているなら、むしろ、これでも書いて練習してくれ!(ぉぃ
『三角砂糖』に沿ったお題テーマの発表、および小説データ、企画なんかを書く場合。 トラックバックに設定してくれると、後での整理でも楽なので、 是非たのむぉ。 参加する時に、コメントなり連絡なりしてくれるとありがたいです。 見に行きやすいしw
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6月3日(土)21:38 | トラックバック(4) | コメント(7) | Novel | 管理
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一分間小説『再起動の必要』 |
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| Present DaysにはPresetimentがたくさん。
前の小説が終わってないのに、これをかいてしまった。 超短編でつ。古典的な無限ループネタw
『再起動の必要』
だめだな、これは。連続使用のし過ぎが原因だろう。 無駄なプロセスが増えすぎて、与えておいたジョブをこなし切れなくなっている。 しょうがない、再起動だ。僕は電源を切るコマンドを入力した。 やっぱり、定期的に再起動しないと、な。
そのころ。
だめじゃな・・・、これは。また連続使用のし過ぎてしまったわい。 無駄な人間が増えすぎて、与えておいた仕事をこなし切れなくなっているのぅ。 しょうがない、再起動じゃな。儂は再起動を命令した。
数億年後。
「よし順調に再起動したのぅ。今度はいい人類をつくるぞ。」 神さまは下界を観ながら、意気揚々と言いました。
そしてそれから、さらにずっと、ずっと後の話。。。
だめだな、これは。また連(ry....
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6月3日(土)13:49 | トラックバック(0) | コメント(0) | Novel | 管理
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マヨイガの後編 |
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| ごく短いですが更新。 後編の1でつ
♪ 我を喪失したかのように、とぼとぼと、帰路を辿っていた。 なにやら重くて大きな荷物を持っていたが、 自分では何が入っているのか、覚えていなかった。 何故だろうか分からないが、それを僕は確認しようと思わなかった。
やがて家にたどり着く。僕たち家族の住む家。 新築で、比較的大きいが、周りの様々な人に借金をして購入建てたため、まだ悩みは多い。
荷物を下ろし、家の中でのんびりと過ごす。 先ほどまで、何か、忘れてはならない大切なことがあったような気がする。 結局、それがなんなのか分からず、僕はつかみようのない曖昧なものの正体を突き止めることを止めた。
なんとなく、家にいても落ち着かない。 何かを忘れているような気がした。
「ちょっと、コンビニまで行ってくるよ」 と、キッチンにいる母に言う。 無言、こくりと首を動かしたのを、後ろ姿から確認。
ドアを開き、玄関からコンビニまでの道を歩く。 家から二十メートルも歩かない程度、父がぼんやりと忘我したように立ち止まっているのを目視。 なにをやってるの、家にかえらないの? おろおろとした表情の父。 やがて彼は、決心したように、同時にすがりつくように 僕に対して言の葉を次々とはき出し、うなだれた。
いつもは文句を言わない父が、暴言をあれほどはいたことが、とても印象的だった。 でも、それ以上に、僕には衝撃的だったことがある。 そう、それは『父が解職された』こと___
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6月1日(木)17:57 | トラックバック(0) | コメント(0) | Novel | 管理
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