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| 提出日 H18-08-11 RoRo
平成18年8月9日水曜日実施 浜松市産業情報室見学についての感想 1.浜松市産業情報室とは、どのようなところでしたか 産業に関する基礎的な知識提供、最新の経済情報の提供を行っている。 産業状況や各法人に関する情報の、市民や企業に対する発信局である。 また、知的財産権など産業に関する正しい知識を提供し、その上でそれらの権利に関する実質的な作用やその仕組み、提供側であるデータバンク(ここでは電子図書館を示す)のサービスの使い方を、上記の事柄に対して疎くなりがちな市民に伝える。 また専用高速回線を引くことで、特許情報に関する情報を無料かつ高速で調べることができるなど、企業・一般両者に向けたサービスが充実している。
2.産業財産権についての講習会はどうでしたか。 今回の講習会では知的財産、産業財産に関する法律を身近なものに視点におくことでわかりやすく表現してくれていたと思う。 もともと、産業財産権については国家資格試験に対する自主的な勉強において学んでいた。 ただ、情報の流れや手続きなどの流れを正しい形に整理できた点においては有益なものであった。 これらの情報系列は、産業にかかわるもの(つまりはクリエイトをするような知的作業労働者全般)が当たり前のように知っておくべきことであり、国や各機関はこれらのことをさらに国民・市民に対して、幼いうちから正しい知識を提供するべきである。 また、我々もまた然り。情報を正しく読み取ろうとする考え方が必要である。 ソフトウェアライセンスの登録時や、ソフトウェアインストール時など、各種の情報の見分を要求しているが、これらを読まずに飛ばしてしまうようなケースが多い。 情報提供側が同意を求める事に関して、読まずにサインを行うという行為は義務の拒否であり、法律に対して牙をむくようなものである。 これらのような、知的財産に対して、それらを用いる利用者側の意識を変えていく必要がある。 上記のように書いたように、知的財産権に関する講習において、各知的財産に対しての意識、モラルを磨かせるようなこともするべきではないか。
3.産業財産権についての感想 産業財産権というのは提供者たるメーカー、製作をとり行う中小企業の活動を保護する。 それにより、他社の製造物のクローン商品の販売を禁止し、悪質な企業の活動を停止させられる。 上記の事柄によって、利用者側にもまた間接的に利得(利潤)が発生する。 (先日のパロマのケースなどは当てはまらないが) 悪質な企業を取り除くことにより、正しいサポート商品を買う意識が生まれ、それにより粗悪品を買うことによる事件・事故を未然に防ぐことができるからである。 静岡大学TLO見学についての感想 4.静岡大学TLOの見学について感想 静岡TLO(以下STLOに省略)は、周辺大学と各企業・機構を相互に相手にとり、 大学側の研究による成果を企業に提供するための仲介役となっている。 知的・産業的な法律に関する情報の整理や、その手続きなどを仲介することにより、 企業を活性化させ、しいては日本国の文化レベルの引き上げを為されることとなる。 企業は特許権のライセンスを入手することにより、その販売に対して対立企業の発生を奪取でき、一種の独占販売を行うための権利を得る。 ケース的にはだいぶ違ったものになるかもしれないが、下に記すような事が過去にあった。 IBMが自社の製品に関する情報を各企業に提供し、それにより自社の製品を販売競争に勝たせる方針を出した。 これはIBMの製品であるATが圧倒的販売数をくりだし、業界標準と成り得た。 しかし結果的にこれは、IBMが販売競争に勝利しながらもIBMが廃する結果となった。 他企業に提供した情報が元に大量のクローン機を各社で販売させられたからである。 逆接だが、このようなことを考えれば販売に関する独占権を持つことは資本拡張のための手段として企業にとって適確であることがよく分かる。
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8月11日(金)11:33 | トラックバック(0) | コメント(0) | Unknown | 管理
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